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physical therapist(PT)とは?

資格取得、高校から大学への進学でほぼ必ず目にする資格がこちらphysical therapist(PT)。理学療法士です。いわゆるリハビリです。

理学療法とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。(引用:Wikipedia
私の職業はコレです。

意味不明な方がほとんどだと思いますので解説します。

身体の障害: 身体が思うように動かせず自由が奪われる状態のことです。つまり、怪我により日常生活、趣味などが制限された状態やその他身体の内部の疾患により思うような生活ができないなどといったことも身体の障害と言えます。

基本的動作能力:大まかにいうと食事、トイレ、入浴、髭剃りや化粧、移動(歩く、走るなど)、移乗(ベッドから車椅子に移るなど)といった人間誰しもが行えるであろう動作、基本的な日常生活動作のことです。

これで大体の意味はわかっていただけたかと思います。

給料は並のサラリーマン程度です。初任給は並のサラリーマンより高いと言われております。また安定はしておりますし、資格業ですので転職もしやすいです。

たったこれだけの説明で興味を示す人なんてほんの少しだけだと思います。

治療をする対象は
怪我をしたスポーツ選手、体の不自由により生活が困難になった小児~高齢者の方。

なぜ基本的動作能力の回復を図る人がスポーツ選手を治療するの?って思う人は読解能力〇、理解力〇、やる気◎!

理由はただ一つ。必要とされているからです。

養成校に入り、姿勢、動作を観る力を習得させられ、人間の解剖の知識を頭に叩き込まれます。そして職に就いてからも勉強、実技練習、研修、考察の毎日です。これだけ人の動きに対して詳細に理解し医学的専門性を持っている職業は他にはないといえます。

大体の理学療法士は筋肉がどこに付いていてその筋肉は関節に対してどんな働きをして、その筋肉はどの神経を経由してっていうのを頭にインプットしており、頭の中で動作と連動させ悪い部分を抽出しています。もちろん悪い部分が筋肉、神経じゃない場合もありますのでそれ以外の知識も必要となります。

夏は涼しい場所じゃないと頭が回らないんです。冬はあったかい場所じゃないと細かい部位までみることができないのです。

理学療法士とはそんな仕事です。

できない人を見て、どう思うかが理学療法士として仕事をやっていけるか否かになります。

僕が理学療法士になろうと思ったきっかけは、野球で自分が怪我をした時に自分もプロ野球選手になれなかったら怪我した人の助けになって。。。なんてスポーツ選手しか治療しないですみたいな気持ちで理学療法士になりましたがそんな業界はプロのサポーターしかありませんでした😅

病気、怪我でリハビリをして回復していく方々を見ていると本当に理学療法士になってよかったなって心から思える自分がいます。
給料の安さで我に返ります。

physical therapist(PT)とはそんな仕事です。